2007年12月27日木曜日

【プランニングツール】

2007年もあと1週間となり、2008年の計画を考えるタイミングになりました。

英語のサイトを見ていると、人生のGame Planを立てよう、というメッセージがけっこうあります。

ゲームプランをもって生きるというのが、いかにも狩猟民族的ですね。

日本人は、それほどプラン、プランと言わずに、淡々とやっている人が多いように思うのですが、どうでしょう。

人生をプランする。そのためのプランニングツールが、インターネット上にはいろいろあります。

MIND TOOLS では、パーソナル ゴール セッティングを含め、キャリアのトレーニングについてのコンテンツやツールを載せています。
リーダーシップや速読法、プロジェクト プランニングなどもあって、盛りだくさんです。

LifeEventsPlanner

ロゴが、「脳内メーカー」を連想させますね。

lifeeventsplanner.cuis.com では、ライフ イベント カリキュレーターというのと、ライフ イベント フィナンシャル プランナーというツールがあります。

保険や総資産、予想寿命やローンのシミュレーションなど、多彩な内容です。

LifeEventsPlanner

日本も、これからますます「個人の自立」が求められるようになっていくと思います。

日本人向けのプランニングツールも、どんどん充実していってほしいですね。

2007年12月19日水曜日

【寿命計算機】

長生きしたい、というのは多くの人の願望でしょう。
古来、多くの権力者も不老長寿の秘法に魅せられたり、だまされたりしてきました。
一方、何歳まで生きるのか、生きられるのかによって、ライフプランも変わってきたりします。

LIVINGTO100.COM では、Life Expectancy Calculator(寿命計算機)というのがあって、数ページにわたるアンケートに答えると予想寿命を計算してくれます。
LIVINGTO100
「100歳まで生きる」というのがサイトのタイトルというのも凄いですね。
最近、退職後のマネープランについての話をよく目にします。
年金への不安、予測のつかない将来への備え、など切実な問題です。
何歳まで生きるのか、という予測は、ファイナンシャルプランをどうたてるか、にも影響しますね。

2007年12月13日木曜日

【家族にチームワークを教える】

こどもをもつ親にとって、兄弟が助け合って生きていくことは、最大の願いのひとつでしょう。
同時に、自立すること、特にお金との付き合い方を知ることも、親から子への重要な願いです。

New York Times に、お金を通してチームワークを教えている例についての記事がありました。
Teaching Teamwork, but With Real Money

New York Times

Rogerson家は、女の子2人、男の子2人の6人家族。
夫婦は、6年前から毎年5千ドル(約55万円)をこどもに託し、夏休みのバケーションのための使い道を任せた。
この「ファンド」の運用がうまくいけば、ディズニーワールドに行けたりするし、そのままであれば親戚の家に行ったりするし、減ったらキャンプ旅行。

2001年は、株について無知なこどもたちはAppleなどの株式に投資して、5千ドルが2千ドルになり、キャンプ旅行。
翌年は、「もうママとパパをテントにやりたくない」と慎重になり、安全性の高い口座で50ドルの益を得て、親戚を訪ねてフロリダへドライブ。
道中も、どのレストランにするかなど、こどもたちが決定。
3年目は、もっといかすところに行くためにどうしたらよいか、ということで保守的な株式と債券に投資し、600ドルを稼いだ。(5千ドルの12%!)
そして、カタマランを借りてセーリング。


また別の家族は、ガレージセールを家族でやり、こどもにも役割をもたせているとのことです。
こどもたち同士で、それぞれの長所を見つけ出し、分け前も働きに応じて自分たちで決めたとのこと。


こどもたちが、どうお金を増やして、どう使うかを真剣に考えて議論する様子が目に浮かぶようですね。
教えることも大切だけれども、実践する機会を与えることも大事だと教えてもらいました。

新聞の記事で、日本の人生ゲームはサイコロ(運)で人生が決まるが、米国のモノポリーは交渉事など自分の力で勝敗が決まる、とありました。
たしかに、知らず知らずのうちに、ゲームを通してさえ、日本人的な行動様式を植え付けられているのかもしれません。

2007年12月5日水曜日

【チャリティへの寄付を意味あるものに】

チャリティへの寄付をより意味のあるものにしよう、という記事がYahoo! Financeにありました。

Give Your Charitable Donation Extra Power

米国では、年間の世帯当たり寄付額は、1,610ドル(約18万円)に及ぶそうです。
せっかくの寄付を意味あるものにしたい、というのは誰でも願うことでしょう。

iGive.com, DonationTree.com, BuyforCharity.com and GreaterGood.comといったサイトが紹介されています。
こちらでは、1%から25%をチャリティーに寄付するというように決められた商品を買うことができます。
iGive.com では、今年の寄付相当額が50万ドルに達するとのこと。

iGive.com

また、飛行機のマイレージポイントを寄付するとか、複数の箇所に寄付するよりまとめて奨学金にして、より主体的に寄付に関わろうと薦めます。

Charity Navigator.orgでは、寄付金をどのようにその団体が使っているかのランキングを示しています。
http://www.charitynavigator.org/
9割の団体は、予算の65%以上を慈善活動に使っているそうです。
寄付金の使途もしっかりチェックして、意味のある活動に寄付しようということです。

Charitable Navigator

日本で寄付やチャリティが米国ほど盛んでないのは、どうしてでしょうか?
日本はそもそも「和」の社会であり、助け合いが生活の中に組み込まれている。
こう考えるのは、身びいきというものでしょうか。
社会の中に「和」の精神が薄れつつある中、寄付やチャリティにもうすこし目がいってもよいように思います。

日本では、街頭に怪しげな募金を呼びかけるグループをみかけます。
募金の訪問を受けることもあります。
仕方なく募金するのではなく、使途に関心をもつことは大切ですね。