2008年3月26日水曜日

【ランキング】

FORTUNEといえば、毎年の大金持ちランキングの発表などで有名です。

CNNMoney.comのFORTUNEのコーナーに、Rankingsというコーナーがあり、いろいろなことのランキングがのっています。
http://money.cnn.com/magazines/fortune/rankings/
CNNMoney Fortune
世界でもっとも称賛される会社100とか、もっとも給料がいい会社25とか、ビジネスでの101のもっともバカバカしい瞬間とか。

けっこう笑えるし、参考にもなります。
たとえば会社のランキングでは、平均給与レベル、福利厚生、トップの特徴などにはじまり、マイノリティの比率などなど、いろいろとデータが載っています。
他との比較でランキングばかり気にするのも考え物ですが、視野をひろくもつために、ときどきチェックすることもよいかもしれませんね。
それにしても、法律事務所の給与レベルは・・・なんとも立派です。
自分の所属する会社や、知っている人が、ランキング上位に名を連ねていると、誇らしいものです。
ランキングは、認知や承認の手段として、存在意義があるのでしょうね。

2008年3月19日水曜日

【ハウツーもの】

いつの時代も、ハウツーものは重宝されます。
日本のサイトでいえば、All About などが有名です。
1999年からコツコツとハウツーを提供・共有しているのがeHow.comです。
http://www.ehow.com
eHow.com
ユーザーは、ハウツー情報を投稿し、それが価値ある情報であればお金ももらえます。
金額は、総ビュー時間やカテゴリーなどの組み合わせをもとに、他の読者の役に立てば立つほど大きくなります。
トップページをみると、アスパラガスの調理法、チャーハンの作り方、2日酔いへの対処方法、など面白いそうな記事が紹介されています。
知識・ノウハウベースとしてのインターネットの蓄積をたゆまず行っていて、おもしろいサイトだと思います。

ノウハウを人に伝えるというのは、けっこう楽しくうれしいことだったりします。
自分が達成感を味わってうれしい、という状態の次に来るのは、それを分かち合って他人の利となってうれしい、という境地なのかもしれません。
ノウハウ共有・記録の場としてのe(インターネットなどのテクノロジー)の活躍は、まだまだこれからが本番という気がします。

2008年3月13日木曜日

【みじめな気分だと浪費しやすい】

CNNに「Why sadness can blow your budget(なぜ悲しい気分がふところを痛めるのか)」という記事がありました。
http://www.cnn.com/2008/LIVING/personal/02/08/sad.shopping.ap/index.html?iref=mpstoryview

複数の大学の最近の研究によると、気分がふさいで、自分のことにばかり目が行くと、消費の判断がゆるくなるといいます。
「misery is not miserly(みじめさは倹約ではない)」という現象は、心理学者や広告業者には既知のことだそうです。

悲しい気分は、自分のことばかり考えるようにさせ、自分自身や身の回りのものがわずかなものに思えてしまう。
その気持ちが、もっと自分自身をよく思えるためにもっと支払いたいという気にさせる。
そのような連鎖反応が起きるといいます。

しかし、最後には「なんでこんなにお金を使ったんだろう?」と我にかえります。

「自分へのごほうび」として高額なものを買ったりする風潮が日本にもあるようです。
それも、ひょっとしたらこの記事のいうような現象のひとつなのかもしれません。

2008年3月6日木曜日

【ネットで感謝・不満を言う】

カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)ということばがあります。
飲食店や銀行、公共サービスなどいろいろなサービスの提供において、顧客としてどのような体験ができるか、ということです。

かゆいところに手が届くような気配りのきいたサービスを受けられれば、カスタマーエクスペリエンスは高い満足度となります。
食べ物屋さんなどで、よくアンケートがおいてあります。
顧客からみて、どう感じたかをフィードバックすることが、サービスの提供者への大切なインプットとなります。
そういう意味で、節度のある不平は、実にありがたいものです。
また、不満をもった場合に、自分だけにためこまずにどこかでぶちまけることができると、ちょっとスッキリしたちします。
complaints.com では、オンラインで不満を書くことができます。一方、不満を寄せられた会社からは、返信を受け付けています。
http://www.complaints.com/
complaints.com
planetfeedback.com は、不満だけでなく、感謝のメッセージや提案、質問などものせることができます。
http://www.planetfeedback.com/
planetfeedback.com

日本では、まだあまり一般的ではありませんが、米国のサービス業者は、従業員への感謝のメッセージをとてもありがたがります。

以前に、航空会社が感謝のメッセージを書き込めるカードを配ったりしていました。
相手にさらによくなってほしいと思っての不満や感謝をはっきりと表現することは、社会の成長・成熟のためにも大切ですね。
カスタマーエクスペリエンスの体験話(こんなひどい目にあったとか、こういうサービスを受けて感激したとか)は、参考になるし面白いものです。
ある意味、小説を読むのにも通じる面白さ、自分以外の人生を知る機会でもあります。
ネットカルチャーの1要素という気がします。