2008年4月24日木曜日

【不愉快度指数】

Yahoo!Finance のコラムニストLaura Rowleyのコラムに、「A New Index for Financial Well-Being 経済的な健全度をはかる新しい指数」とあります。
http://finance.yahoo.com/expert/article/moneyhappy/75948
1880年代に、英国のエコノミストが「Heonimeter」というのを提唱。
これは、特定の選択・決断からどれだけ喜びを得ることができるかをはかるものだそうです。
人生は、選ぶこと、決めることの連続です。
もしもどの行動が喜びをもたらすかを定量的にはかる方法があれば、人生をより豊かにするような決断を下せるでしょう。
最近のある研究で、人は幸福の40%を日常的な決断によって得ることができるとのこと。
(残りの60%は、健康や財産などのうまれもったものや環境によるもの)
この研究では、U-Index(不愉快度指数 UはUnpleasant=楽しくない のU)によって何が愉快で何が愉快でないかについて考察している。
幸福になるのは、社交、スポーツ、体を動かす、スピリチュアルなことをしている、リラックスしているとき。
テレビ観賞や食事の準備、ボランティアは中くらい。
愉快でないのは、家事、お金のための労働、治療を受ける、教育、介護など。
最悪なのは、通勤だそうです。
もし、30分の通勤で狭い家にするか、1時間半の通勤で広い家にするか、という選択に面したとき、これは参考になるかもしれません。

1日2時間、ういた時間をもっと愉快なことに使うわけです。
また、稼ぎがよい、あるいは学歴が高いほうが幸福感が高いわけではない、というデータも紹介されています。
なんとなくそうかな、と思っていたことが、研究成果として示されたような気がします。
1日の中でも、2差路や3差路の分かれ道がよくあり、どの道をとるのか習慣的に判断することの連続です。
Road

どの道が一番よかったかということよりも、どうしてその道をとったかということがわかることが大切でしょう。

そしてもっと大切なのは、その決断をした過去の自分自身に敬意をもつことだと思います。

決して非難することなく。