2008年3月6日木曜日

【ネットで感謝・不満を言う】

カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)ということばがあります。
飲食店や銀行、公共サービスなどいろいろなサービスの提供において、顧客としてどのような体験ができるか、ということです。

かゆいところに手が届くような気配りのきいたサービスを受けられれば、カスタマーエクスペリエンスは高い満足度となります。
食べ物屋さんなどで、よくアンケートがおいてあります。
顧客からみて、どう感じたかをフィードバックすることが、サービスの提供者への大切なインプットとなります。
そういう意味で、節度のある不平は、実にありがたいものです。
また、不満をもった場合に、自分だけにためこまずにどこかでぶちまけることができると、ちょっとスッキリしたちします。
complaints.com では、オンラインで不満を書くことができます。一方、不満を寄せられた会社からは、返信を受け付けています。
http://www.complaints.com/
complaints.com
planetfeedback.com は、不満だけでなく、感謝のメッセージや提案、質問などものせることができます。
http://www.planetfeedback.com/
planetfeedback.com

日本では、まだあまり一般的ではありませんが、米国のサービス業者は、従業員への感謝のメッセージをとてもありがたがります。

以前に、航空会社が感謝のメッセージを書き込めるカードを配ったりしていました。
相手にさらによくなってほしいと思っての不満や感謝をはっきりと表現することは、社会の成長・成熟のためにも大切ですね。
カスタマーエクスペリエンスの体験話(こんなひどい目にあったとか、こういうサービスを受けて感激したとか)は、参考になるし面白いものです。
ある意味、小説を読むのにも通じる面白さ、自分以外の人生を知る機会でもあります。
ネットカルチャーの1要素という気がします。