2008年3月13日木曜日

【みじめな気分だと浪費しやすい】

CNNに「Why sadness can blow your budget(なぜ悲しい気分がふところを痛めるのか)」という記事がありました。
http://www.cnn.com/2008/LIVING/personal/02/08/sad.shopping.ap/index.html?iref=mpstoryview

複数の大学の最近の研究によると、気分がふさいで、自分のことにばかり目が行くと、消費の判断がゆるくなるといいます。
「misery is not miserly(みじめさは倹約ではない)」という現象は、心理学者や広告業者には既知のことだそうです。

悲しい気分は、自分のことばかり考えるようにさせ、自分自身や身の回りのものがわずかなものに思えてしまう。
その気持ちが、もっと自分自身をよく思えるためにもっと支払いたいという気にさせる。
そのような連鎖反応が起きるといいます。

しかし、最後には「なんでこんなにお金を使ったんだろう?」と我にかえります。

「自分へのごほうび」として高額なものを買ったりする風潮が日本にもあるようです。
それも、ひょっとしたらこの記事のいうような現象のひとつなのかもしれません。