2007年11月1日木曜日

【米国で50歳以上向けのジョブサイトがブーム】

若い世代がジョブをさがすときには、インターネットのジョブサイトを利用することが当たり前のようになってきました。

転職先進国の米国では、さらにLinked in (下記にURL)のようなビジネス志向のソーシャルネットワーキングサイトがあります。
http://www.linkedin.com/

自分の履歴書をネットにのせるようなものです。
Linked in は、日本でも本格的に展開するようです。

さて、米国では、50歳以上向けのジョブマッチングのサイトがブームだそうです。
US News の記事からです。
http://finance.yahoo.com/focus-retirement/article/103780/Jobs-Sites-Boom-for-the-50-Plus-Set?mod=retirement-lifestyle

米国では、リタイアの準備が十分でない層に就労意欲が高く、ニーズがあるためです。
よりお金をためたり、社会保険の適用を受けたり、働くことによる刺激を受けたり、社会との交流の場を得たりと、動機はさまざまです。

多くの仕事は、流通関係で、次に金融関係だそうです。
顧客に高齢層が多く、同年代の社員を必要としているようです。

Seniors4Hire.com, RetireeWorkForce.com, RetirementJobs.com, Workforce50.com, RetiredBrains.com など、名前もおもしろいです。
EcecSearchs.com はNPOや政府、教育分野における中間管理職以上、YourEncore.com は経験豊かな科学者やエンジニアや商品開発者の短期アサインに特化するなど、ニッチ特化型もあります。

日本も、人口減で労働力確保が課題ですから、これからブームになりそうですね。

上杉鷹山は、貧乏藩の改革において、隠居しているお年寄りに鯉を育ててもらい、江戸などに売るということも考えました。
これは、ヒットしただけではなく、育てるという仕事を得たお年寄りに大変な喜びをもたらしたということです。
人は生きているかぎり、なにかしら手や足を動かし、社会とかかわりたいものですよね。