2007年11月5日月曜日

夢あっての幸福

「目標は期限つきの夢」ということばがあります。
幸福は、ものさしがあってはじめてイメージすることができるものです。
人生において、何を達成したいのか。達成イメージを言葉にしてみて、書いてみて、はじめて「どうだったら幸福なのか」ということがはっきりとします。
「平和な世の中に生きたい」、「便利で豊かな生活を楽しみたい」、「差別のない社会にしたい」というような無数の夢の積み重ねがあって、いまの私たちが生きる世界があります。
そして、人は目標を決めると達成しようとします。
目標達成マシーンです。
目標は、幸福のものさしになるのです。
もうひとつ、自分の信条や価値観など心の部分も、幸福のものさしの一要素となります。
幸福になるための土台は、「夢」と「心」の組み合わせです。

GMO社長の熊谷さんの「夢・人生ピラミッド」の「心・精神セクション」は、夢をささえる土台であり、「自分はなぜ自分なのか?」という問いへの答えそのものです。
人間は、生きているかぎり学び成長するものです。「心・精神」が人生の各局面で変わるのは自然なことだと思います。
変わることもまた、自分の歴史です。
自分の「心」、すなわち、自分の好きな言葉でも、ゆずれないスタンスでも、座右の銘でも尊敬する人のことばでも何でもよいから、書き出してみましょう。ほかの人の信念や信条にふれる機会があれば、それによっても、おおいに啓発されることでしょう。

幸福のために、時間が味方になる 時間は、誰に対しても同じスピードで経過します。
時間は、私たちにとって大きな味方です。それは、
  1. 毎日少しずつこつこつやると、時間がたつほど多く蓄積される
  2. 資産運用において、多くの場合、時間軸を長くとるほど価格変動リスクは低減する
  3. 生きることにおいても、 めざす星がわかっていれば、途中で回り道をしても、時間の経過とともに着実に近づいていける
からです。

時間を愛し、もっともっと時間に味方になってもらう。
そのために、目標を決めて、時間軸を設定して、1日1日を大切にし、記録をつけるということも、意味があります。

自分を承認するということは、自分の歴史を記録していくことは、自分を承認することにつながります。

かしこまった記録である必要はなく、日記帳でも、手帳の片隅でもいいと思います。