2008年7月26日土曜日

妻のひとこと

子育てをしていると、頭に血が昇ることがよくあります。
わがやは、特に末っ子の5歳児がわがまま放題なので、ついこちらも接し方がぞんざいになります。
そんなとき、妻が「最近きついよ」とか「5歳児には理解しにくいよ」とか、ひとこと投げかけてきます。

これは、けっこうコーチング的なやり方です。
指図されるのを毛嫌いする私の性格をよく知っている妻。
「そんな言い方しないで」とか、「もっとわかるように言ってあげて」などと私に言おうものなら、たちまち夫婦喧嘩になることはわかっているのでしょう。

ひとこと、事実や客観的にどう見えるかを言ってくるわけです。
それをもとに、状況を整理して、自分をみつめなおし、気づくのは自分。
でも、その方が、「ああしたほうがよい」とか「こうしなさい」と言われるよりもはるかに納得できます。

日々、ささいなことの中にも、コーチング的な要素はたくさんあるものだと思います。
自分の性格的な問題点は棚に上げて・・・。