アメリカでは、1981年から1995年にかけて生まれた世代を Generation Yと呼ぶそうです。
ちなみに、1964年から1980年にかけて生まれた世代は Generation X。
CBSの看板番組「60 minutes」でGeneratoin Y が職につくことについての特集がありました。
http://www.cbsnews.com/stories/2007/11/08/60minutes/main3475200_page2.shtml
- 1年で4回の転職も珍しくなく、会社を楽しい場所にしないとY世代を引きとめておけない。
- まるでオークションサイトのイーベイで自分を陳列しているかのごとく、合わなければさっさと別の買い手のところに自分を売り込む(転職する)。
などなど、ちょっとステレオタイプな描写ではあります。
Y世代を人事面でどう支えるべきかのコンサルティングや、Y世代を対象に会社でのふるまい方や食事のマナーを教える講座も繁盛しているといいます。
この番組はちょっと偏っているとプンプンしながらも、Y世代の親にみられるヘリコプターペアレント現象について、Y世代の女性ライターが書いています。
http://finance.yahoo.com/expert/article/generationdebt/54492;_ylt=ApQr4C3n4_neONyh9XcoAAK7YWsA
大学生の中で、まるで頭上を飛び続けるヘリコプターのような親からの干渉を受け続ける学生がけっこういるとのこと。
National Survey of Student Engagement という調査によると、24校の1万人の学生のうち、10人に7人はひんぱんに親からのコンタクトを受けているそうです。
そして、そうした学生は、大学生活への満足度は高いけれども、成績はふるわないそうです。
高い学費を払う親が、やきもきして子どもにあれこれ言いたがる気持ちは、わかるような気がします。
でも、今も昔も、そうしていると子どもを駄目にしてしまう、ということのようです。
日本では、なにかというと学校にクレームをつけるモンスターペアレントが恐れられています。
次に来るのは、このヘリコプターペアレントかもしれませんね。