脳内メーカーが大ブレークですね。
「貯蓄から投資へ」とさかんに言われ、団塊世代の退職金など、お金が投資に向かうことが期待されています。
投資というと、バクチ的なイメージをもってしまう人も多いと思います。
投資家の脳内はどうなっているのでしょうか?
- すぐ頭に血がのぼるようだと危なそうだなあ
- かといって慎重すぎてもチャンスをつかめないだろうなあ、
- 失敗して損をしたら悔しくて眠れなくなりそう
などなど、自分の脳内が投資に向いているのか、気になりますよね。
若い人と、年配の人で、投資するという観点で脳内の違いはあるのでしょうか?
脳内メーカーで脳内をみてみました。
まずは、青年投資家です。
次は、壮年投資家です。
???ですね。若いほうが忘れやすく、年をとったほうが怒りっぽいということでしょうか。
年配の人は、とかく投資に保守的であるべし、というのが通説ですが、実はそうでもない、という記事がありました。
http://finance.yahoo.com/focus-retirement/article/103862/Inside-the-Mind-of-the-Older-Investor?mod=retirement-post-spending
http://finance.yahoo.com/focus-retirement/article/103862/Inside-the-Mind-of-the-Older-Investor?mod=retirement-post-spending
ここに書かれていることによれば、年をとった脳の方が、若いときよりもリスクにうまく対処できるとのことです。
なんとなく、勇気づけられますね。
- 怒りや恐怖の信号を出す脳内のある部分は、銀板写真のように経年劣化する
- お金を失いそうなとき、脳をスキャンすると、20歳代のほうが年配層よりも動揺している
- ということは、60歳以上の投資家のほうが、若年層よりもベア・マーケットでの心理的ストレスにより耐えることができる
- 一方で、年配の脳内のほうが、より衝動的になるという側面もある。恐れに強い反面、衝動的な投資行動を起こしてしまう
などなど。
ひょっとして、高齢者をねらった投資サギが絶えないのも、案外お年寄りが衝動的に投資する脳内をもっているからなのでしょうか?
信頼できるファイナンシャルアドバイザーをもつことを対策としてすすめています。
また、電話勧誘をさけるために着信番号を確認してから電話に出るとか、電子メールもスパム対策をするとか、実践的です。
記事中で別の観点でおもしろいのは、ポートフォリオにおける株式比率を(100-年齢)%とか、(120-年齢)%というのが一般的なアドバイスだということです。
さすが、投資先進国のアメリカです。
そしてさらに、97歳の伝説的なファンドマネジャーに、あなたの株式比率は(100-97)=3%か?ときくと、100%と答えたとのこと。
いやはや、すさまじいつわものがいるものです。
いやはや、すさまじいつわものがいるものです。
(120-年齢)% の式でいくと、20歳代はほとんど株式に有り金をつぎこめ、ということになりますね。