2008年7月26日土曜日

妻のひとこと

子育てをしていると、頭に血が昇ることがよくあります。
わがやは、特に末っ子の5歳児がわがまま放題なので、ついこちらも接し方がぞんざいになります。
そんなとき、妻が「最近きついよ」とか「5歳児には理解しにくいよ」とか、ひとこと投げかけてきます。

これは、けっこうコーチング的なやり方です。
指図されるのを毛嫌いする私の性格をよく知っている妻。
「そんな言い方しないで」とか、「もっとわかるように言ってあげて」などと私に言おうものなら、たちまち夫婦喧嘩になることはわかっているのでしょう。

ひとこと、事実や客観的にどう見えるかを言ってくるわけです。
それをもとに、状況を整理して、自分をみつめなおし、気づくのは自分。
でも、その方が、「ああしたほうがよい」とか「こうしなさい」と言われるよりもはるかに納得できます。

日々、ささいなことの中にも、コーチング的な要素はたくさんあるものだと思います。
自分の性格的な問題点は棚に上げて・・・。

2008年7月6日日曜日

【The Simple Dollar】

1円を笑うものは、1円に泣く。
お金についての知恵や体験談のブログには、なかなか読みごたえのあるものがあります。
「The Simple Dollar is for those of us who need both cents and sense.
The simple Dollar は、セント(1円の積み重ね)とセンス(お金感覚)の必要な私たちのためのブログです。」
とうたっているブログ【The Simple Dollar】は、筆者の体験談もさることながら、実践的な内容も参考になります。
http://www.thesimpledollar.com/
the simple dollar
記事のひとつに、How to Budget Using ING Direct (Or Another Full-Service Online Bank)というのがあります。
「ING Direct(もしくは他のフルサービスのオンライン銀行)を使っての予算のたてかた」
http://www.thesimpledollar.com/2008/06/12/how-to-budget-using-ing-direct-or-another-full-service-online-bank/
この銀行では、1つの口座の中でサブ口座を複数もてるので、それを活用しようというヒントです。

たとえば、へそくり貯金、火災保険や自動車保険の支払い用など、用途に応じて分けておくわけです。
そうすれば、請求書が来てあわててお金のやりくりをする必要がなくなります。
また、へそくり貯金も、別の給与振込口座などから毎月一定額を入金するようにしておいて、自動的に貯まるようにします。
一番の効用は、お金の管理を集約できることでしょう。
定期的・一時的な出費を予想して、1か所の銀行で管理することのメリットは大きそうです。
このような実践的なヒントが図入り、リンク入りで見られるのがブログのいいところですね。

最近、SuicaやEdyで支払いをすることが増えてきました。
硬貨や紙幣だと、「お金を大切にする」を実感しますが、電子マネーだとつい余計に使ってしまう気がします。
電子マネー世代の「お金感覚」は、従来の常識ではとらえにくくなってくるのではないでしょうか。
かつて、大手消費者金融の創業者が、「これからは金融ではなく、数融になる」と言っていたのをあらためて思い出します。

2008年6月8日日曜日

どうしてほしいですか?

コーチングをしていると、「なんとか役に立ちたい」と思うほど空回りするときがあります。
クライアントと一緒に考えようとしても、なかなかキーワードが引き出せない。
なんとかしなくては、とあせります。

コーチ仲間に、「クライアントに『どうしてほしいですか?提案してほしいですか?ただ聴いてほしいですか?』と聞いたらどうか」と言われました。

けっこう目から鱗でした。
自分のコーチングで何かよい方向をみつけられる、と思っていたところが傲慢でした。
どうしたいかは、あくまでもクライアントの中にある。
いまいちど基本に立ち返りたいと思います。

2008年6月1日日曜日

【Social Entrepreneurship】

Yahoo!Finance のコラムニストJim Citrin が、非営利団体のEchoing Green の活動を紹介しています。
http://finance.yahoo.com/expert/article/leadership/76848

ちなみに、Jim は米国で指折りのエグゼクティブサーチコンサルタントです。

Echoing Green

Echoing Green は、「何かよいことをしたい」というフィランソロピー的な活動の支援ではなく、「社会企業家」の育成支援をしています。

Fellow に選ばれると、資金援助、スキル育成のプログラム、他の活動家とのネットワークづくりなどの支援を受けられます。

2008年でいうと、20人のフェローシップに対して1,500人の申し込みがあり、選ばれるまでにはラフなインタビューやプレゼンテーションが続きます。

Social Innovator - 社会に革新をもたらす者 - を育てようというダイナミズムは、米国ならではのものです。

コラムでは、ハーバードのMBAをとってニューオーリンズで、失敗した公立校をチャータースクール(特別認可学校)に建て直す活動をしている人の紹介などがあります。

資本主義・拝金主義の権化のように言われる米国ですが、超エリートがウォールストリートでなく、こうした道を選ぶのも米国のダイナミックさですね。

2008年5月25日日曜日

【家族と共にいる】

お金についてのコミュニティーサイトであり、また家計管理的な機能をもったサイトにWesabe.comというのがあります。
エネーブログでも紹介しています。

その会社のCEOが、生まれたばかりの子供が呼吸器障害をかかえているため、退任して家族とともにいる、とブログにありました。
http://blog.wesabe.com/2008/05/22/news-about-jason-and-wesabe/
ベンチャーキャピタルから資金も得て、ユーザーも急増中、順風なときにリーダーの座を退くことは、大変な決断でしょう。
それでも家族を選ぶというのが、いかにも「人間らしい」感じがします。
コメントも、「それは正しい決断をしたよ」とか、とても好意的であたたかいものが見受けられます。
自分がそういう状況になったときには、どういう決断をするのでしょうか。
このような決断をあたたかく受け入れ、見守り、送り出してくれる仲間を持てるということも、すばらしいことです。

力を合わせて困難とたたかっているとき、家族とともにいられることほどありがたいことはありません。
一方で、豊かになったり、なにかを得てしまったときに、相続(争族)に代表される醜い争いも聞きます。

困難も豊かさも何も、「人間らしくあり続けられるか」を試そうとする何かしらの「意思」であるように思えます。
Wesabe

「よくわからない」

コーチングをしていて、「よくわからない」を連発されることがあります。

「どうなっているとワクワク感を感じますか?」「よくわからない」

「どうして自分にその仕事があっていないと思いますか?」「よくわからない」

「自分では、どのようにできたと考えますか?「よくわからない」

こういうケースでコーチングは意味があるのでしょうか?

黙ってすわっていれば、コーチがいろいろと助言してくれる。
そのようなコーチングもあるのかもしれません。
それで行動が起こせたとしても、それは「あやつり人形」になろうとしているも同然ではないでしょうか。

意志あるところに道あり。

意志があるからこそ、道案内も地図も活きてくるのだと思います。

2008年5月18日日曜日

【気分と買い物】

心の状態と買い物との相関についての研究は、いろいろなことを考えさせてくれます。
ウォールストリートジャーナルの記事からです。
http://finance.yahoo.com/banking-budgeting/article/105086/The-Neuroscience-of-Retailing
  • ある研究によれば、母の死を悲しむ少年のビデオを見たあとでは、人はあたりさわりのないビデオを見たあとに比べて4倍の値段まで払おうとする。
  • 脳は、目新しいものによってスイッチオンとなり、脳内にドーパミンやセロトニンといった化学物質が分泌されてハイになる。
  • なにかを所有するという行為よりも、ディスプレーや色彩、親しみやすい店員、うまく誘導していく通路などが、高揚感をもたらす。
買物は一時的には強い幸福感をもたらすけれども、クレジットカードの請求は増え、後々により憂鬱な気分になる、という図式です。
資本主義の進歩とともに、「売る側」の「買ってもらうための手管」の研究はどんどん進みます。
消費者はほとんど催眠術にかかっているかのように行動しているのかもしれませんね。

言い訳先行型

「いまの八方塞がりの状況をどう抜け出したらよいかわからない」

こういう悩みのときに、コーチはいっしょに「どこかにあいている門があるから探そう」とします。
このとき、クライアントがどれだけ自己防衛を捨てて、白紙で考えられるかがカギを握ります。

「北の門は、さびていてあきませんでした」
「東の門は、なんとかこじあけようとしたけどダメでした」
「南の門は、すきまから外が見えましたが砂漠なのでやめました」
「西には行きたくないので、西の門はダメです」

というように、「自分はこれだけやっているのに、自分はひどい目にあい続けている」という言い訳先行型だと、前進しません。

傾向としては、親に言うままに生きてきた、というように「他人に人生を支配されている」と思う人に言い訳先行型が多いように感じます。

自己防衛を捨ててもらうためには、コーチとの信頼関係が不可欠で、それにはある程度の時間がかかるようです。長年かけて身にまとってきた鎧をぬぐわけですから。

2008年5月11日日曜日

【母からのアドバイス】

5月11日(日)は母の日です。
FamilyFun.com は、家族のための情報サイトです。
http://familyfun.go.com/
FamilyFun.com
その中に、「母からのアドバイス」というコーナーがあります。
お母さんからもらったアドバイスを語り合う自由投稿コーナーです。
http://jas.familyfun.go.com/guestsubmit?action=display&topic_id=32
「ことばに気をつけよう」
「後悔するな」
「1つの嘘が多くの嘘を招く」
など、個人的体験にもとづく母のことばが載っています。
このサイトは、幸せな家族生活を送るためのアイデアサイトのようなものです。

アイデアを出し合って、よりよい家族にしていこう、というのはすばらしい考えです。
それにしても、生命をつくりだす母の愛情に満ちたアドバイスは、貴重ですね。

2008年5月4日日曜日

プランB

ビジネスの世界で、プランBという言葉があります。
これは、いまの計画(プランA)がうまくいかなかったときに、代替案としてもっている計画のことです。

何事も、思ったとおりに進むことはまれで、困った局面に直面することが多いものです。
そのとき、プランBがあれば、心にゆとりが出ます。

心配性だと、プランCも、プランDも、となりそうですが、プランBがあるかどうかだけで不安感は大幅に減らせます。

習慣として、プランBを考えるクセをつけられるといいですね。

もうひとつ大切なのは、プランBを発動する基準です。
どういうことが起きたら(どういう条件を満たしたら)プランBにきりかえるか。
これを決めておくことも大事ですが、それ以上にその決めごとを守れるかどうかが問題です。

「まだプランAでいけるのではないか」と思い、ずるずると傷をひろげてしまうということがありがちです。
「ルールを決める」→「ルールを守る」ということが、実はもっとも難しいことだったりします。

これも、痛い思いをしながら身体にしみこませていくしかないのではないでしょうか。