ビジネスの世界で、プランBという言葉があります。
これは、いまの計画(プランA)がうまくいかなかったときに、代替案としてもっている計画のことです。
何事も、思ったとおりに進むことはまれで、困った局面に直面することが多いものです。
そのとき、プランBがあれば、心にゆとりが出ます。
心配性だと、プランCも、プランDも、となりそうですが、プランBがあるかどうかだけで不安感は大幅に減らせます。
習慣として、プランBを考えるクセをつけられるといいですね。
もうひとつ大切なのは、プランBを発動する基準です。
どういうことが起きたら(どういう条件を満たしたら)プランBにきりかえるか。
これを決めておくことも大事ですが、それ以上にその決めごとを守れるかどうかが問題です。
「まだプランAでいけるのではないか」と思い、ずるずると傷をひろげてしまうということがありがちです。
「ルールを決める」→「ルールを守る」ということが、実はもっとも難しいことだったりします。
これも、痛い思いをしながら身体にしみこませていくしかないのではないでしょうか。